がんは、今や不治の病ではない。0ステージ、1ステージといった早い段階で適切な処置がとられれば完治する可能性は高い。別の言い方をすれば、がんを治すには早期発見が欠かせない。
そのため、40歳以上の定期的ながん検診を政府も推奨している。ところが、日本人のがん検診の受診率(胃がん、大腸がん、乳がん、肝臓がん、肺がんといったいわゆる「5大がん」の検診)は他の先進国と比べるととても低く、4割に満たない。
なぜなら従来の検査方法には、「受けるのに手間や時間がかかる」「苦痛を伴う」「安価な検査は精度がよくない」「精度がいい検査は費用が高額」といった理由がつきまとうからだ。
一般的な5大がん検診には、X線検査、胃カメラ、マンモグラフィなどいくつかの検査方法があるが、先ほどの理由がネックになって受診率はなかなか上がらない。
たとえば、人間ドックのオプションなどで手軽に受けられる「腫瘍マーカー」検査は安価ではあるが、早期がんに関する感度はそれほど高くない。これは、医療従事者にはよく知れた話だという。それに、血液を採取するのに痛みも伴う。
あるいは、薬剤を投与して全身の検査ができる「PET-CT」は、精度は高いがスタンダードな内容で10万円前後の費用がかかる。それに、微量の放射線を放出する薬剤を使うため、身体的な負荷は避けられない。
N-NOSEが注目されたのは、こうした「受診しない理由」「受診したくない理由」「受診できない理由」を一蹴したことにある。
詳しくは後述するが、N-NOSEには大きく以下の6つの特徴がある。
なんと気軽で心強いサービスなのか。そして、コストパフォーマンスがあまりによすぎるのではないか。この事実を知ったとき、筆者が何より受診したくなった。