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英国が5Gで「ファーウェイ排除」に180度方向転換した理由

世界はハイテク冷戦の時代に

英国政府は今月14日、現在構築中の5Gネットワークから中国ファーウェイ製の通信機器を排除することを発表した。今年1月に表明した「ファーウェイ製品の導入を部分的に容認する」という決定から、180度の方針転換となる。

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米国はファーウェイ排除を要請

5Gは欧米や日本をはじめ先進諸国を中心に、現在導入が始まっている次世代のモバイル通信規格(技術)だ。現行の4Gに比べてスマホの通信速度が大幅にアップすることに加え、今後のVR・AR(仮想・拡張現実)端末やドローン、工場設備、さらには自動運転車まで、様々なモノがインターネットにつながるIoT時代を実現する技術と見られている。

この5G技術でファーウェイは世界をリードしており、この規格に従う携帯基地局など通信機器のコスト・パフォーマンスも良いことから、英国をはじめ欧州諸国はすでに自国で構築中の5Gネットワークに同社製の通信機材を採用している。

 

これに対し米国政府は「ファーウェイの通信機器にはバックドア(裏口)と喩えられるセキュリティ・ホールが仕掛けられており、これを介して西側同盟諸国の機密情報が中国政府に筒抜けになる」などとして、ファーウェイ製品の排除を同盟諸国に求めてきた。

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