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マンション販売を「オンライン完結」、住友不動産が挑む「新戦術」

面談ナシで300戸をどう売るか

新築マンション販売現場では、ウィズコロナ下の「新しい生活様式」に対応したオンライン接客が増えている。

ただ、オンラインといっても、それは入口だけで、商談の詰めは面談で行われるのが普通だが、住友不動産が、見学から契約、引渡しまでお客と営業担当者が面談することなく手続きが完了する、「オンライン見学会限定」マンションの販売を開始した。

ウィズコロナ時代、安全・安心を重視する人には朗報だが、さて、どんな仕組みなのだろうか。

オンライン接客のイメージ(住友不動産プレスリリースより)
 

オンライン限定は合計301戸!

住友不動産が、「オンライン見学会限定」として売り出したのは、以下の5物件。合計すると総戸数は301戸に達するが、これらをすべて、基本的には見学から引渡しまで、面談なしで完結させようという試みだ。

【オンライン見学会限定の新築マンション】
(1)シティハウス御徒町(総戸数44戸)
(2)ガーデンハウス浦和仲町(総戸数60戸)
(3)シティハウス浅草橋(総戸数83戸)
(4)シティハウス浦和岸町(総戸数42戸)
(5)シティハウ南大塚レジデンス(総戸数72戸)

5物件合計の総戸数にすれば、大規模マンション並みだが、個別にみると都心や浦和など、人気エリアにある比較的規模の小さな物件が中心。集客しやすそうな物件をチョイス、「オンライン見学会限定」を確実に成功させて、次のステップにつなげようとする、住友不動産らしい手堅い戦術といっていいだろう。

うまくいけば、お客にとっても、住友不動産の従業員にとっても、モデルルームなどで“三密”を避けることができ、ウィズコロナ時代の安全・安心な販売方法として注目されることは間違いないだろう。