7月19日よりスタートしたドラマ『半沢直樹』(TBS日曜劇場/夜9時~)。前作では、東京中央銀行のバンカーとして活躍していた半沢直樹(堺雅人)は、大和田常務(香川照之)の不正を暴き糾弾したことが原因で、子会社である東京セントラル証券へと出向を命じられるという衝撃のラストだった。
それを踏襲する本作の舞台は「証券会社」だ。第1話では、出向先の東京セントラル証券・営業企画部長となった半沢が登場した。しかしながら、銀行からの出向組に対するプロパー社員たちの不平不満が募っているようで、両者の間には深い溝があるようだ。
そんななか、降って湧いたように東京セントラル証券に大型買収案件が舞い込む。大手IT企業「電脳雑技集団」が、ライバル会社であり、IT業界の雄と呼ばれる「東京スパイラル」を買収したいと申し出てきたのだ。
願ってもないビッグビジネスに士気が上がる東京セントラル証券だったが、その後、脳雑技集団からアドバイザー契約を突如断ち切られてしまう…。
本記事では、第1話のキーパーソンとなった東京セントラル証券営業企画部の三木重行を演じる角田晃広さんにお話を伺った。買収計画頓挫の一端を担った三木とはどんな人物なのだろうか――。
――今回、『半沢直樹』に出演されるにあたり、どんな心のうちでしたか?
続編が決まったと聞いて、視聴者としてドラマを観るのを楽しみにしていたんです。それがまさか自分が出るなんて考えもしていませんでしたね。マネージャーから電話で話を聞いたときはびっくりしましたし、その時点ですでにプレッシャーを感じていました…。