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知らないとヤバい!日本全国「あぶない地名」…「九州豪雨」で蘇る驚愕の歴史

この漢字が入っていたら要注意

豪雨災害は毎年起きている

九州を中心に西日本と東日本の広い範囲で甚大な被害をもたらした、今回の一連の豪雨。とりわけ被害の大きかった熊本県では、13日時点で死者数は68人にものぼっている。

過去に例のない期間、規模で発生した大雨に対し、気象庁は「令和2年7月豪雨」と命名。今なお梅雨前線は本州付近に停滞しており、14日、15日にかけて全国的に更なる大雨が発生する可能性について、警戒を呼びかけている。

振り返れば、一昨年の「平成30年7月豪雨」、そして3年前の「平成29年7月九州北部豪雨」と、毎年のようにこうした豪雨災害が発生している日本。にもかかわらず、被害が抑えられる気配は一向にない。

その理由として、広い範囲で被害を及ぼす地震などに対して、局地的に発生する豪雨災害の「記録」、そして「記憶」が人々の間で浸透されにくい点が挙げられる。

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例えば、今回の豪雨被害の中心となった九州は、前述の「平成29年7月九州北部豪雨」でも同様の被害に見舞われた。この時、注目を集めたのが福岡県朝倉市に伝わる、水害にまつわる伝承だった。

2017年8月27日付の西日本新聞には、以下のような記事が掲載されている。

松末(ますえ)、志波、山田…。7月の九州豪雨で大きな被害が出た福岡県朝倉市内の地名が、300年ほど前に起きた水害の被災状況を記録した古文書にも残されていた。同市宮野の南淋寺が所蔵。今回の豪雨では寺周辺でも犠牲者が出たが、住民の間で過去の水害は知られていなかった。

これはあくまで一例だが、世界で最も災害の多い国である日本において、我々の先祖たちは、災害の恐ろしさを後世に伝えるため、様々な手段を用いている。その代表例が「地名」だ。

災害と深く関係している「あぶない地名」とは、一体どのようなものなのか——。現場検証を通じて明らかになった地名の数々を、改めてご紹介しよう。