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供給過多の「アパレルマスク」、ついに明暗が分かれてきた…!

マスク不足解消後に起きていること
磯部 孝 プロフィール

ファッション性が求められる時代へ

ここで話を整理してみたい。アパレル企業のマスクへの対応の「格差」とはいったい何だったのか。次の三点に要約してみた。すなわち、

(1)初期段階のマスク不足に向けて社会インフラとして取り組もうとする姿勢

(2)コロナ禍自体がいつまで続くかの予見

(3)異業種へ取り組もうとする新規開発意欲

だ。以上の三要素が、旺盛か、あるいは乏しいのかによって、アパレル企業のマスク対応の違いが現れたのだと思う。

先んじた企業はしっかりと夏機能の備わったマスクを供給出来ているし、冒頭で取り上げたユニクロのように、対応の遅れた企業はネーミングばかりで、着け心地の良くない粗悪なマスクを供給してしまっている有様だ。

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これから過度なマスク不足は生じることは無いだろうから、マスクへのこだわりも変わってこよう。これからは快適な装着感は必須でファッション性にも注目が集まってくると予測する。

もちろん今まで通りに使い捨てマスクを無頓着に利用し続ける層は大多数だろう。ただ、オシャレ心や個性をアピールしたいと感じる人達にとっては、新しいギミックが増えたといった感覚に近いのかも知れない。

新常態のエチケットとして、無理矢理装着するだけではなく、場所やその日のファッションに合った「マイマスク」選びが出来れば、マスク装着自体に楽しみを見出せていけるはずだ。