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米民主党は、ジョー・バイデンは、本当に支持されるのか?

何でトランプが当選したか考えてみよう

そもそも世論調査はあてにならない

2016年の米国大統領選挙で「ドナルド・トランプ勝利」となったのは「予想外」であったと報道された。しかし正確に言えば「オールドメディアの予想が間違っていた」に過ぎない。

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オールドメディアがヒラリー・クリントン有利と宣伝した重要な根拠の1つに世論調査がある。この調査は、国民全体のごくわずかな人だけを対象にしているため誤差は当然あるのだが、統計学的に正しい運用をしていれば、かなり正確に国民全体の意見を反映できる。

しかしながら、オールドメディアの世論調査の実態はひどいものだ。

例えば、A新聞が中国共産党の卑劣な人権侵害行為や北朝鮮の拉致行為を擁護する立場だとする。当然ながら、民主主義で良識ある人々はそのようなメディアに不快感を持つ。

そのような状況でA新聞(あるいは系列・関連)から「アンケート調査」の依頼が来たらどうだろうか? このような場合は無報酬が一般的だから、わざわざ時間を割いてアンケートに答えるであろうか?

結果、アンケートに回答するのはA新聞の偏向した意見に賛同する人々が多くなるわけである。

また、アンケートは電話(概ね固定電話)によるケースが多いから、固定電話を保有し日中その電話に出る人々は、6月5日の記事「『オールドによるオールドのためのオールドな日本』でいいのか?」で述べた高齢者が中心だ。

 

携帯電話を含める動きもあるようだが、その場合でも突然かかってきた電話のアンケート調査に対する反応は、前述のものと大差ないであろう。