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アニメファンにとって「映画館でアニメをみる」とはどういうことか

コロナショックで環境が激変する中で…

7月はじめ、国内映画館の週末観客動員数トップ3をスタジオジブリ作品が占めるという異例の事態が発生し、大きな話題となりました。

きっかけとなったのは、「一生に一度は、映画館でジブリを。」という言葉と共に6月末から始まった、スタジオジブリの名作4作品(「千と千尋の神隠し」、「風の谷のナウシカ」、「もののけ姫」、「ゲド戦記」)を、全国の映画館で再上映するという企画です。

ジブリ作品が映画観客動員ランキング上位を占めている
 

発表当初から注目されていたこの企画は、トップ3独占の話題も含めて、新型コロナウィルスの影響を受け続けている映画館にとっても、公開延期中の新作を待つアニメファンにとっても、アニメと映画館が再び盛り上がっていくための前向きなニュースとなりました。

しかしその一方では、またもや増加傾向にある感染者数など、いつ再び緊急事態宣言が発令されるかも分からないという油断できない状況も続いています。

このような状況下だからこそみえてくる“映画館で”アニメを鑑賞することの意味とは、一体何なのでしょうか。コロナ禍での劇場版アニメを取り巻く環境を振り返りつつ、探ってみます。