# 韓国

韓国・文在寅が「横暴」やりすぎで、いよいよ「支持率」が暴落してきた…!

韓国経済もボロボロで…
武藤 正敏 プロフィール

検察幹部32人を一斉に交代させた…

文在寅政権が取り組んでいる検察改革の現状を中心に、いま韓国で権力基盤がどうなっているのかを見ていこう。

過去の政権で法務部長官が捜査指揮権を発動したのは、15年前の千正培(チョン・ジョンべ)長官の1度発動のみであり、当時は与党内からも「選択された権力だからと言って検察を統制してはならない」という政府質問が出るなど、国内の反発は大きかった。そのため、法務部長官が就任するたびに「在任中は指揮権を発動しない」と宣言する慣例が出来上がった。

韓国は戦後、軍出身の大統領の権力をけん制し、民主国家を目指して改革を進めてきた国である。しかし、文在寅氏は民主的手法で大統領に当選したのちは、民主主義とは逆の方向に向かっていると言わざるを得ない事態が生じている。

昨年、青瓦台のチョ・グク民情首席秘書官が個人的スキャンダルまみれとなったにもかかわらず、検察改革を進めるためとして法務部長官に任命した。しかし、就任から35日目には疑惑まみれとなり、辞任に追い込まれた。

写真右が秋美愛氏 photo/gettyimages
 

しかし、文在寅氏はそれでもチョ氏を庇い続けた。そのため、秋美愛(チュ・ミエ)『共に民主党』元代表という裁判官出身の政治家を法務部長官に任命し、チョ・グク前長官を巡る捜査を指揮していた検察幹部32人を一斉に交代させたことは周知のとおりである。

それによってチョ・グク前長官の捜査を進めてきた尹錫悦(ユン・ソクヨル)検事総長は側近をほとんど失うことになった。