食のスペシャリスト&グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。今回はパンコーディネーター兼モデルのパン野ゆりさんが登場。三宿にあるビストロのサンドイッチをオススメいただきました。具材とパンの一体感が見事な絶品サンドですよ。

具材ごとにパンをチョイス
一体感を重視したサンドイッチ

これまでに食べた数は10000個以上、訪問したパン屋さんは国内のみならず海外にまで及ぶ。その数なんと、約1000軒! そんなパンLOVERのパン野ゆりさんがオススメしてくださったのが……、
「『パパプウル』さんの『自家製鶏ハムとラペのサンドイッチ』です!」

東急田園都市線三軒茶屋駅、池尻大橋駅から約15分。住宅街に佇むビストロカフェ「パパプウル」。営業時間は11時〜15時(14時半LO)のランチのみで、サンドイッチやシャルキュトリーがいただけます。

自家製鶏ハムとラペのサンドイッチ ¥680

自家製鶏ハムとラペのサンドイッチは、パン生地にセモリナ粉とマッシュポテトを使用していて、歯切れの良さがグッド。低温調理された鶏ハムのしっとりとした柔らかさ、キャロットラペの酸味と甘みがひとつにまとまり、大きな旨みになります。それはまるでマジックのようです」。

パン野さんがおっしゃる“ひとつにまとまる”こそ、オーナーシェフの萩原浩さんがサンドづくりにおいて意識していることと言います。

「食べたときに、口の中で具とパンが一体になることを重視して作っています。具材に合わせてパンを選ぶので、それぞれ挟むパンが違うんですよ」

萩原さんがもうひとつ意識しているのは“日常使い”。お店が駅から少し離れた住宅街にあるのも、地域密着で営業したいという思いがあったから。

その思いは着実に実を結び、週に2、3日訪れる常連さんがいるなど、2019年のオープンながら地域に根付いています。取材中、店の前を通りかかった方と萩原さんやスタッフの方が挨拶を交わす場面も見られました。

また、緊急事態宣言によりイートインの営業をやめたとき、サンドやキャロットラペ、ラタトゥイユなど惣菜のテイクアウトを開始。それが評判を呼び、宣言解除後も「地域のみなさんのお役に立てることがモチベーションになりますから」と、今もなお継続しています。

ここで、パン野さんからサンドについて重要な情報をいただきました。「『自家製鶏ハムとラペのサンドイッチ』は、もちろん『ボネダンヌ』でも買えます」。ん? ボネダンヌ??