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日本政府がコロナ感染の把握も対策もできない「米軍基地という聖域」

クラスター可能性アリでも詳細は不明…

沖縄で69日ぶりのコロナ感染

沖縄県で7月8日、新型コロナウイルスの感染者が69日ぶりに確認された。感染したのは男女2人で、40代の男性は福岡県、50代の女性は鹿児島県にそれぞれ滞在歴があり、県外で感染したとみられる。

一方、9日までに米海兵隊普天間基地(宜野湾市)で働く軍属ら6人が新型コロナに感染していたことが判明した。全員が基地内の同じ職場で働いており、クラスターが発生した可能性が高い。感染経路は不明で、海兵隊は感染した6人が基地の内外で地元住民と接触したかどうか明らかにしていない。同日、キャンプ・ハンセン(金武町)でも数人の感染が判明した。

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沖縄には在日米軍専用施設の7割が集中する。しかも米軍基地は、日本政府にとって不可侵の「聖域」だ。米国では感染者が300万人を越え、世界の感染者の4分の1余りを占める。どんなに沖縄県が感染防止に努めても「米軍」というもうひとつの感染源を抱えることになりかねない。

沖縄の米軍関係では、空軍の嘉手納基地で3月、米兵2人と米兵の家族1人が感染した。海兵隊では7月1日、キャンプ・マクトリアス(うるま市)のに駐留する隊員の家族1人がPCR検査で陽性となった。