短縮シーズンの幸運 ルーキー佐々木、奥川が一軍で見られる!?

西山秀二の「ザ・捕手目線」第5回
西山秀二による野球解説動画「ザ・捕手目線」の第5回。いよいよ開幕したプロ野球。今季は、年間120試合と短くなるシーズン、戦い方、注目株も例年とは違ってくるようだ。

開幕の遅れは、注目のルーキーには幸い

——6月19日にプロ野球が開幕しましたが、どういう戦い方になるのでしょうか?

西山: 難しいでしょうね。状態のいい選手、調子のいい選手を使わなきゃしょうがないですよね。

たとえば、今までみたいに、実績のあるベテランを調子が悪くても我慢して使って、シーズンの中で調子を戻すのを待って最終的に結果を出させるっていうような使い方はできないですよ。

もう状態が悪ければ即変えて、状態のいい選手を使う。だから実績とかにこだわっていられないと思います。今シーズンに関しては。

 

——そんなふうに使い方が難しいと、話題のルーキーも使いにくいということもありますか?

西山: いや、力があるルーキーは使うでしょう。とくに佐々木朗希(千葉ロッテ)は。

キャンプを見た限りでは、無理させると潰れるんじゃないかと思ってましたけど、開幕が3ヵ月近く遅れたことで、その間じっくり体つくることができましたから、逆にもう使えるんじゃないかとか思ってます。

奥川恭伸(中日)もケガで出遅れてたけど、開幕が遅れたことでちょうど良かったのかな、とか。

高校日本代表合宿での佐々木(右)と奥川。高卒1年目での初登板も期待できそうだ

考えようによったら、今年、開幕が遅れたことがプラスに働いている人たちはいっぱいいるんじゃないですか。特に今季のルーキーに関してはプラスに捉えられるじゃないですかね。

——西山さんが今季注目してる選手は?

西山: 僕は2年目の選手に注目してたんですよ。

根尾昴(中日)であったり、小園海斗(広島)、それと吉田輝星(北海道日本ハム)。彼らが1年目のオフを経て、どれだけ成長したかなっていうのが楽しみだったんです。

やっぱりいい選手って本当に不思議なくらい、ひと冬越えて春がきて開幕っていうときに体ができあがって、見違えるくらい変わってるんですよね。だからこれからまた楽しみですよね。彼らがひと冬越えてどれだけ成長してきたかなっていうのが。