勉強からムダを徹底カット

「家庭学習」と言うと、「親の負担が大きい」「コロナ休校中も、とにかく大変だった」と及び腰になる方が多いようです。ですが、私の考えではむしろ逆です。小さい頃からの家庭学習は、子どもの自立を早めて親をラクにしてくれるものだからです。

私が運営する英語教室ではたった週1回のレッスンで、「幼児が英検3級に、普通の公立の小学生が英検2級に合格しています」と言うと、「何かすごい詰め込み学習をしているんじゃないか。子どもがかわいそう」とおっしゃる方がいます。ところが、事実はまったく反対です。ひろつるメソッドは、ムダなことを徹底して学習しないようにしているのです。

時間には限りがあり、するべきことの優先順位をつける必要があります。学習のムダな時間をなくせば、子どもは好きなことに時間を使えて、自分の得意を伸ばせます。子どもは笑顔になるし、親も笑顔になる。いいことばかりです。

そう考えると、昔からなぜか重んじられてきた、ムダな時間はたくさんあります。私が子どもの英語学習になくしたムダなこととは、前回の記事でもお伝えした通り、ABCの書き取り、ゲームや歌、文法説明です。

さらに今回は2つのムダを付け加えます。

まず、一つ目は、いつでも何でも構わず文章全体を読ませる、時に全部和訳までさせるムダです。精読力と速読力を同一視するから起きるムダです。

ひろつるメソッドでは、英文の長文読解は本文から読まず、問題文から読みます。問題文のキーワードを把握して、本文中から答えを見つけてくる速読法をマスターするのです。

ムダを徹底カットしたスピード感あるひろつるレッスンでは、英語未経験の子どもも、笑顔で夢中になって新しい知識を吸収する 写真提供/廣津留真理