コロナ危機で日本人が直面した「家が狭い」という切実すぎる問題

在宅勤務しやすい家にする5つのポイント
山下 和之 プロフィール

広い家ならワークスペースの確保も簡単

共働きで広い家を手に入れているので、在宅勤務になったとしても、無理なくワークスペースを確保できる。もともと、夫婦それぞれに書斎や趣味のスペースを確保している住宅が多く、それを在宅勤務のベースにすれば、スムーズに対応できるはずだ。

そうしたスペースがなかったとしても、広さに余裕があれば、リフォームによって仕事場所を設置することは難しくない。たとえば、広い収納スペースの一部をリフォームでワークスペースにするケースなどが少なくない。間取り図ふうにいえば、「ウォークインクローゼット」を「ワークインクローゼット」に変更するわけだ。どちらも略すればWICになる。

リビングにワークスペースを設置するケースも少なくないが、リビングにある程度の広さがないと却って狭苦しくなって、仕事に集中できず、ストレスをためてしまうことになりかねない。やはり、在宅勤務時代においては、一定の広さが必要ということだろう。

 

いまの住まいで在宅勤務しやすくするには

そのため、ひと回り広い家、マンションから一戸建てへの引っ越し、買い換えなどを考える人が増えているといわれるが、それには一定のお金が必要で、いますぐにというわけにはいかないという人が多いだろう。それまでのつなぎとして、いまの家を在宅ワークしやすい家にする方法はないのだろうか。

そんな人たちに向けて、積水ハウス住生活総合研究所では、次の5点を提唱している。これらの考え方は、在宅ワークを前提とした住まい選びの参考にもなるはずだ。

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