ドイツ人の42%が
「最悪の状態は脱した」

前述したZDFの調査によると、ドイツではすでに42%の人が「最悪の状態は脱した」と認識しているとのこと。マインツの様子を見る限り、どこかしらでステイホーム生活に区切りをつけて「日常」に戻った人も多いのだろう。まぁ、無限に家に留まり続けられるわけではないから、当然といえば当然だけれど。

すでに「バカンス自粛派」より「国内やヨーロッパ内でバカンスをする予定派」のほうが多いのだから、今後状況が落ち着いたらさらに多くの人がスーツケースを手に空港へ向かうだろう。

友人も、「やっぱり今年はどうなるかわからないから家にいるよ」と言う人もいれば、「規制解除されているEU内ならいいんじゃない?」「自分は若いし持病もないから感染しても重症化はしないだろう」と言う人もいる。実際、「もう落ち着いたし」と飲みの誘いも入るようになった。ただ、高齢の両親に会うのは避けている人が多いようだけれど。

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わたしたちはこの夏、日常を取り戻せるのか、それとも「第二波」によって繰り返されるのか。第二波では今まで以上にヒトの移動が絡むから、さらに複雑な問題になりそうだ。

バカンスシーズンをどう乗り越えるかは、日本よりむしろ陸続きでバカンスが根付いているヨーロッパでのほうが大きな課題になる。どんな対策で迎え、どんな結果になるのか。各国の様子を注視していきたい。

ちなみに我が家は、夫が慎重派なので今年のバカンスはなし。7月の休暇中は、相変わらず引きこもりゲーム生活になりそうだ。

感染予防のこと、経済活動のこと、どちらかを厳密にするとどちらかが立たない。だから一人一人ができるだけ感染しないように考えて、それぞれの決断をしていくことしかない Photo by iStock