今年1月、ラスベガスで熱弁を振るう豊田章男社長/photo by gettyimages
# トヨタ # コンサル # 新型コロナウイルス

「コンサルはもう要らない」、もしトヨタが決断したらどうなるか

簡単には切れない難しさもある

コンサル「冬の時代」がやってくる

「トヨタがコロナでコンサルへの発注を止めるとどうなるのか?」

先週、仕事中にこんな電話がかかってきました。

「トヨタがコンサルの発注を止めるという話があるのですが、何か情報を持っていますか?」というのです。

あらかじめはっきりさせておきますと、大企業がコンサルをどう使っているのかという情報は外部に公表されません。私たちコンサルティング会社の側では守秘義務契約がありクライアントとの契約内容を外部に漏らすことができません。そして企業側もコンサルをどう使っているのか情報開示する利点がありません。

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その日、私にかかってきた電話の主によれば、ネット上でそのような情報があり真偽を確かめたいという目的なのですが、そもそも真偽を確認するのは難しい。なぜなら「いや、A社がトヨタと新規のコンサル契約を結んだよ」という情報が出てこなければ真であることが証明できないからです。

いろいろな噂が飛び交うのがこの業界の常ですが、アフターコロナのこれからの一年間、コンサルティング業界では発注の激減が予想されます。大きな景気後退が明確な場合、たとえば1992年頃のバブル崩壊期や2008年のリーマンショック以降がそうでした。