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感染者はゾンビに!ビル・ゲイツの陰謀?…新型コロナの「とんでもデマ」

なぜ世界中でデマは流布されるのか?

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国内でさまざまな「デマ」が広まったことは記憶に新しい。しかし、それは日本に限ったことではなく、世界でも「感染者はゾンビのようになる」「アルコールを飲めば効果がある」などのデマが広まっていた。

なぜ、このような「とんでもデマ」が流布されてしまうのか、どうやったらそれを防げるのか、SNSに上がる災害・危機管理などの情報をリアルタイムで配信する、株式会社Spectee(スペクティ)代表取締役の村上建治郎氏が解説する。

日本で流布した多くのデマ

新型コロナウイルス流行による混乱が広がる中で、多くのデマが流布しました。

◇「コロナウイルスは熱に弱く、26~27度のお湯を飲めば予防になる」というデマが流布し、中には「武漢在住のコロナウイルス研究者がそう主張している」という情報が添えられたパターンもあった。
◇香川県高松市にあるスーパーは、店舗の関係者が感染したというデマがインターネット上に書き込まれた結果、系列の7店のうち6店では前年比で1割売り上げが上がったのに対して、デマを流された店舗だけは10〜15%ほど売り上げ減となった。
◇鳥取県米子市の米子医療生活協同組合に勤務する職員が、「トイレットペーパーが品薄になる」というデマを投稿、買い占めを誘発した。
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なかでも、3月下旬に流れた「4月1日から東京がロックダウンされる」というデマは、接された方も多かったかと思います。

現在の日本の法律の下では、欧米で行われたような強制力をともなうロックダウンはそもそも不可能ですが、多くの方が不安な心理を抱えた中で、一定のリアリティをもって拡散されました。

そして、後に詳述しますが、SNSが普及した現在、デマは凄まじいスピードで広範囲に広がってしまいます。