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習近平政権が改革派言論人を逮捕してまで封殺したかった「批判の中身」

許章潤は「毛時代への回帰」に抗った

習近平政権への代表的批判者、6日に逮捕

中国・改革開放派の代表的な言論人で、習近平政権への批判者である許章潤・清華大学法学部教授がついに当局に拘束された。

許章潤・清華大学教授 撮影筆者

ニューヨーク・タイムズ紙の報道によれば、7月6日早朝、中国の警察が許教授の自宅に踏み込み身柄を拘束、コンピュータや文書も押収したという。

許教授は、習近平政権の在り方に対する批判論文の公表のためか、2019年3月、清華大学から職務停止処分を受けている。

逮捕容疑としては、これからさまざまな事柄が取り上げられるであろうが、少なくとも、許教授が習近平政権への激烈な批判者であること、習政権が近年、言論封殺の姿勢をさらに強めていること、といった事実には変わりはない。

 

逮捕にまで至った、政権批判の中身とは何だったのか。何が習近平の逆鱗に触れたのか。これまで「現代ビジネス」で紹介した許教授の批判文を改めて読み直してみる。