じつは日本でいま「管理職」の仕事が消え始めている…! その残酷な現実

これまで不要不急の仕事を守りすぎた…
大原 浩 プロフィール

真っ先にクビをきられるのは…?

日本は明治維新の「錦の御旗」や敗戦後の「鬼畜米英からギブ・ミー・チョコレート」に代表されるように、ある臨界点を超えると「盤面すべての白が一気に黒に置き換わるオセロ型社会」である。近い将来、「非製造業の生産性が製造業水準まで一気に高まる」ことも十分考えられる。

もっとも、「マネジメント」は別物であり、ある程度の標準化は可能であるが、最終的には個人の人格や能力に関わる要素を排除できない。

だが、本当に「マネジメント」を行っている上司はどのくらいいるのであろうか?

「管理」するだけの上司はもはや必要ない。かつて1950年代に行った「コンピュータが管理職にとってかわる」というドラッカーの予想が今まさに現実のものとなりつつある。

 

形式的にハンコを押すだけで、その内容に責任を負わない・責任をとらない、10月20日の記事「『責任をとる』こそがドラッカーが指摘する現代組織のリーダーの要件」で述べたような「無責任上司」が真っ先に淘汰されるであろう。

パンデミック後の世界で、非製造業においても科学的管理法が普及し、業務効率化=生産性向上が急ピッチで進むのは間違いないであろうが、その際に真っ先に淘汰されるのは「管理」だけを行って「マネジメント」を行わない上司ではないだろうか?