濃厚接触がなければ芸術は成り立たない〜ポストコロナ期の芸術の使命

ウイルスと共生する日常のなかで
黒瀬 陽平, 宇川 直宏 プロフィール

黒瀬:宇川さんの言う3つのレイヤーには、それぞれ別種の濃厚接触や3密があると考えることもできますね。それらが組み合わさることで、芸術文化の豊かさが構成されている。現状に対応しようとして極端にオンラインへ移行している人たちは、一見、前向きな「コロナ対策」をやっているようで実はそうじゃない。濃厚接触や3密への誘惑という、芸術文化の最もコアな部分を必死に断ち切ろうとしているように見えます。

 

宇川:僕らは開局10年目にして更に、5G以降テクノロジーを媒介とした全く別のレイヤーによる意識の濃厚接触の可能性を探求するために、SUPERDOMMUNEへと進化したのです。これまでにないリアリティ、たとえばVRやAR、MRとかXRの世界を深くここからストリーミングしたいと思っているんです。つまりもっとエクストリームなオナニーをこれから見せてやる、と(笑)。

そして第一の現場であるこのフロアにも来てくれ、というのが僕の思いです。これが芸術の側からの誘惑であり、僕たちからのポストパンデミックな濃厚接触の提案でもあります。ありがとうございました。

黒瀬:ありがとうございました。

本記事の元となった動画 DOMMUNE×カオス*ラウンジの芸術動画 合同番組 「ポストパンデミックと芸術の使命」 は、以下のURLよりご覧になれます。
https://www.nicovideo.jp/watch/1587958204