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# アイデア # ビール

「ヒット商品」を連発する人たち、なぜか「ビール好き」が多いワケ

ビールとコーヒーの正しい「飲み方」

飲んでいるときに「いいアイデア」が浮かぶ「謎」

新型コロナウイルスの影響で、「一杯飲みに行く」という感覚に懐かしささえ覚えるようになってしまった今日この頃。

でも、友人たちとビール片手に談笑している際に、思いついたアイディアを話したところ、「それ、ビジネスにしたら儲かるよ!」なんて盛り上がった経験、誰でも一度はあるだろう。翌日酔いが覚めて思い出すと笑ってしまうような内容だったり、意外とイケるものだったり……。

かのビートルズ、ポール・マッカートニー氏も、「飲みながら作ったいい曲がたくさんあったけれど、翌日覚えてないことが多かった」とどこかのインタビューで答えていた。

着想以外にも、たとえば英語なども、なぜか酔っ払っている時はしらふの時より流暢に話せるという人が多いのではないだろうか。

ビールを飲んでいる時に思いも寄らない発想が生まれたり、自分の殻を破ったクリエイティブな考え方や行動ができたりするのは、いったいなぜだろう?

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アルコールで「クリエイティビティ」が向上する…⁉︎

ビールを飲んでいる間、脳内で何が起こっているのか見ていこう。

まず「大脳皮質」と呼ばれる、大脳を覆う薄い膜がある。脳の中で理性、思考、言語、記憶などを司る大切な場所。アルコールが大脳皮質に達すると活動が鈍くなり、反対に本能や感情を司る大脳辺縁系の活動が活発になるのだ。このことから、ビールを飲み始めると細かいことや理性的なことは忘れてリラックスし、大胆なアイディアや新しい考え方を生むことにつながるといわれている。

このちょうどいい状態は、血中アルコール度数が0.02〜0.10%程度で、「爽快期〜ほろ酔い期」にあたる。ビールなら1〜2杯といったところ。これ以上飲むと、酩酊期〜泥酔期〜昏睡期へと進み、クリエイティブな状態とは程遠くなっていく。