〔PHOTO〕iStock

それでもなお、先に書いたように、人と会って関係を深め新たなビジネスや文化を生む場としての外食店は必要とされる。

シェフの技を堪能するグルメな楽しみも残る。日本はこの半世紀、グルメ化に向かって進んできた。おいしいものを食べたい人たちは、高級店に行かない人たちの間でも多い。だから、再生もする。しかし、淘汰されていく店もある。

そもそも外食店は増え過ぎていたかもしれない。適正サイズに戻る中で、食を提供する新しいビジネスが生まれる。もしかすると、コロナは10年、20年分の進化を一気に進めたのかもしれない。

その進化には大きな痛みを伴う。飲食店にとって厳しい時期は、まだ続くからだ。できれば、これからも情報交換を活発にし、相談の場を増やすことで、職を失った人たちが、一刻も早く再生へと向かえるようになることを願っている。

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