「僕も接種しました」
男性医師のツイートが大反響

「9価のHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)を接種してきました。34歳の既婚男性ですが、夫婦間でピンポン感染を繰り返す場合もあるとのこと。男子に接種することで、中咽頭がんや肛門がんなども予防する可能性があります」

こうツイートしたのは、ツイッターフォロワー数9.3万人の「手を洗う救急医Taka(@mph_for_doctors)」さんこと、木下喬弘さんだ。これに対して質問や共感の声が続々と寄せられた。

●息子にも接種した方がいいでしょうか?
●40代既婚男性です。既婚者にはどのくらい接種が勧められますか。妻の年齢は考慮すべきですか?
●海外に住んでいたときに4価を打ちました。今は9価があるんですね。
●男子も公費対象になって、9価が承認されることを期待しています。
●私も打ちたかった。来世は打ちたいです。これを読んだ方が私のような思いをなさらずにすむよう、ワクチンが広まりますように(子宮頸癌異形成の女性)
●34歳独身男性ですがお財布と相談して接種しようかと思います。
●中2の娘はロンドンの学校で無料接種しました。クラスの子はほぼ打っていました。

ほかにも、木下さんのツイートをきっかけに「(HPVワクチンへの偏見があったが)有用なワクチンだとの認識に変わった」「市のホームページを見て初めて、このワクチンが公費対象だと知った」などの声が上がっている。

ワッキーさんが告白した
中咽頭がんの原因に

HPVワクチンは、子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマなど、HPV(ヒトパピローマウイルス)によって引き起こされる病気を予防するワクチンのこと。HPVは、先日、お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさんが告白した中咽頭がんの原因の1つにもなるウイルスだ。

HPVワクチンには2価、4価、9価があり、9価は9種類のHPVウイルス感染を防ぐ。日本では2価、4価が小学6年生から高校1年生の定期接種という位置付けだ。

FRaUで何度か取り上げてきたHPVワクチン。日本では女子への定期接種が行われているが、ワクチン接種率は『1%以下』という衝撃的な数字まで低下してしまっている。一方で、最近は自費でHPVワクチン接種する男性もいて、ここにきて再注目されているのだ。今回は、SNSで話題になった木下喬弘さんに直接話を伺い、男性への接種についても含めて、HPVワクチンについて考えてみたいと思う。