新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた国内女子プロゴルフツアーが先週、無観客ながらようやくスタートした。
最終ラウンドが日曜日から月曜日へ順延となった開幕戦の「アース・モンダミンカップ」で優勝したのは、26歳の渡邉彩香。昨年の賞金女王・鈴木愛とのプレーオフを制して5年ぶりの涙の復活優勝だった。
一方で、田中瑞希、大里桃子ら1998年度生まれの“黄金世代”のほか、昨年高校生ながらプロテストに合格したばかりの笹生優花、西郷真央ら若手の活躍が目立った大会でもあった。
そんな中、最終日にベストスコアとなる67をマークし、17位タイから5位タイまで順位を上げたのが原英莉花だ。
彼女も1999年生まれの“黄金世代”の一人で、ルーキーイヤーの昨年、リゾートトラストレディスでツアー初優勝を手にした。武器は173センチの長身を生かしたスイングから放たれるドライバーショット。昨年のドライビングディスタンスは253.33ヤードの4位で、豪快なスイングにあのジャンボ尾崎(尾崎将司)がほれ込み、弟子となったのは有名だ。
それに見た目よし、スタイルよし、人当たりもいいので、現場でもメディア受けがとてもいい。明るく自然な笑顔に魅了されるカメラマンも多いと聞く。