子どもの知力を育てる、ファンタジー本『怪奇漢方桃印』のスゴい中身

「おしり探偵」を超える作品

旅行ができない、今こそだからこそ

「去年の今頃、夏休みの計画をたてていた。ハワイって日本だよね?」などといっていた時代からほんの半年。海外は今や遠い夢となり、日本人を入国禁止にしている国は177か国にも及ぶ。

こんななか、ひそかに、贅沢な旅を始めている人々がいることをご存じだろうか?

それがこれから間違いなくやってくる児童作家・「廣嶋玲子の世界」への旅だ。

 

おしり探偵シリーズの順位を超え、小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙​第9位から今年は第4位と躍進を続ける廣嶋玲子の魅力は、なんといっても「読者の心を惹きつけるキャラクター」と「日常の延長線上のリアリティ」そして「壮大な世界観に支えられた正統的ファンタジーDNAの後継者」であることにつきる。

ふしぎな漢方屋さん・桃さんが、どんな悩みも解決しどんな願いもかなう薬を作ってくれる新作「怪奇漢方桃印」シリーズは、そのDNAがいかんなく発揮されたファンタジー小説だ。