親が3〜4人いる家族の形「クローバーファミリー」をご存知ですか?

フィンランドの事例から見えること
岩竹 美加子 プロフィール

また、従来通りではない、新しい家族の形の試みという意味もある。

クローバーファミリーになるのは、前からの知り合い、新しい知り合い、ソーシャルメディアで見つけた知り合いなど様々だ。

親として日常的な子どもとの関わりや距離をどうするかは、個々のケースで異なる。

同居するか別居するか、養育費や諸経費の分担をどうするかなど、自分たちに適した形を考え、様々な事柄について事前に充分話し合って納得、合意することが重要になる。

 

クローバーファミリーは、フィンランドでレインボーファミリーと呼ばれる、より大きなカテゴリーに含まれる(「1万人の子どもがLGBT家族で育つ。フィンランドに学ぶ『多様性』」参照)レインボーファミリーは、LGBT(レスビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスセクシュアル)の人たちが作る様々な家族の総称である。自称として始まり、現在は社会保険庁が、主に同性カップルを指して使う名称でもある。

クローバーファミリーはレインボーファミリーに含まれる一方、違いもある。レインボーファミリーに子どもは必ずしもいない。同性パートナーと2人でもレインボーファミリーだ。しかし、クローバーファミリーは子育てを共有することが目的なので、子どもが必ずいる。