「とにかく早く食事を終わらせる」人が増えて…

いったんは鎮静化したかに思えた新型コロナウイルス感染症ですが、まだ収束は見えず、新規感染者数もなかなか落ちてきません。そんな中、学校では短時間授業、企業では通常勤務が再開しています。通学・通勤時にはマスク装着必須。大きな声で話さない。向かい合って食事はしない。帰宅したらまずシャワーを浴びる。靴底は除菌する。など今までにない新しい生活様式を求められています。

なかでも食事に関してはかなり様相が変わったように感じます。マスクを装着していては食事ができませんから「マスクを外す」ことになります。この「マスクを外す」という行為がとにかく「危険」と直結しているように言われていますので、心配なのは仕方ないことだと思います。でも人間はものを食べることで細胞が入れ替わり、生きていけるのですから食べない訳には行きません。

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ただ、このコロナ禍で「食事は横並びで」「食事中、会話は極力しないで」「とにかく早く食事を終わらせる(マスクを外す時間を短くする理由から)」など、食事の時間がコロナに感染するタイミングのように発信されると、食事が最も健康にかかわる最大のファクターと考えている私にとっては首をひねるばかりです。

家庭の中でも「大皿料理はやめて銘々に盛り付ける」「とりわけ用の箸を用意し直箸で触らない」など、用心は必要です。けれども食事を作っている方にとっては気づかいや洗い物が増えて大変なこととでしょう。