思考が変わると人生も変わる

ここで、このワークで思考のクセをリセットすることで、体型だけでなく人生まで変わってしまった私の生徒さんの例をご紹介しましょう。

会社員のKさん(30代)は、ヨガやジム通いなどにチャレンジするも続けることができず、ダイエットを諦めかけていました。Kさんは頑張り屋さんであるがゆえに完璧を求めてしまい、うまくいかなかったり、ペースが乱れたりすると、せっかく頑張ったことでも諦めたくなる心の習慣を持っていたのです。できない自分を責めて自信もなくしており、自分の感情にフタをして「他人軸」で生きてしまっていました。先輩からの勧めを断れずに暴飲暴食して、夜中にメッセージのやりとりをしたこともありました。

Kさんは、ごく小さな「自分のやりたいこと」に目を向ける練習で、小さな願望を満たす体験を重ねたことで、自分に自信がつき気持ちもアクティブに。「自分の本音」に目を向けられるようになったKさんは、「子どもの頃は海外で仕事をしてみたいと思っていた」ということを思い出したのです。情熱がにわかによみがえり、本気モードで調べたところ、オーストラリアのシドニーで日本人の求人を発見。転職・移住準備をしているうちに、体重-4.6kg、体脂肪率-3%、ウエスト・太ももも大きくサイズダウンとダイエットを卒業。オーストラリアに旅立ちました。

さらにはシドニーで知り合った日本人男性と意気投合し、めでたく結婚。その男性が永住ビザを持っていたので、子どもの頃の夢を叶えて現在はオーストラリアで日本語教師をしながら暮らしています。この大きな変化が起こったのはたった半年の間のこと。自分の本当の感情、本音を認めてあげることには、人生を前向きに変える力があるのです。

大切にしてほしいのは、「やせた私」で生きること以上に「幸せな私」で生きること。ダイエットは「思考のあり方」が9割です。この思考の準備が整わないうちに、やみくもにダイエットをスタートしても、いつまでもゴールにはたどり着けません。「やせ思考」を手に入れることは、遠回りなようでいちばん近道、なおかつ一生モノのダイエット成功術なのです。

プロポーションだけでなく、ピンと伸びた背すじが美しい七瀬さん。他人目線に振り回されず、自分を満たす思考を身につけてようやく、自分に自信を持てるようになり手に入れたボディだ。「やせる」前に、自分を満たすことでこそ、理想のボディは手に入るのだ 撮影/遠藤アスミ

(構成/下井香織)

「私もダイエットこじらせさんだった!」と、
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「ダイエットこじらせさん」が今度こそやせる本』「人生の価値観がガラッと変わる感覚を覚えました」(20代女性)、「食事制限ムリ、運動なんて自分の生活に組み込めない。そんな私でもできました。目的地まで最短・最速のナビをしてくれる一冊です」(40代女性)など感謝の声続々。ここでご紹介したワーク以外にも、いくつものワークを整理し、7つのこじらせリセットプログラムとして初公開。自分の思考を書き出し「こじらせ」を解きほぐせるワークシート式で、やせるためだけでなく、満たされて幸せになるためのダイエットを学べます。