「こじらせさん」は、
真面目な頑張り屋さん

いかがだったでしょうか。あなたにも当てはまるものはありませんか。当てはまるのが1つや2つだけでも、ダイエットをこじらせる要素は十分。当てはまる項目が多いほど、あなたの「ダイエットこじらせ度」は深いということになります。
  
結論から言うと、私が見てきた多くの「ダイエットこじらせさん」は、自分よりも他人の考えを優先しがちで、自己主張が苦手です。自分のことをつい人と比べて焦ったり、「ダメだな」と自分を責めてしまったり。それでいて、「こうでなければ」というハードルが高く、完璧主義なため、なかなか自分に満足できません。真面目な頑張り屋さんである分、疲れてストレスを溜めやすくなっています。これらの項目はそんな思考パターンを表しています。
  
こうした思考のパターン、思考のクセを解きほぐしてリセットしない限り、いったんやせたとしても、リバウンドして、ダイエットのスタート地点にまた逆戻り。永遠にダイエットし続けなければなりません。私自身がそうだったから、よくわかるのです。では、どうしたらこの「やせられない思考のクセ」を「やせ思考」に変換できるのでしょうか。

やせてキレイになることと、心が満たされていることは別の問題です。自分を認めて満たされていなければ、やせてもダイエットは終わりません。これではダイエットを一生し続けなければなりません。「ダイエットこじらせさん」に必要なのことの一つは、自分を認めてあげる習慣です。練習してみましょう。

「私」を満たす習慣を持つ

自分よりも他人の考えを優先しがちな「ダイエットこじらせさん」は、いわば「他人軸」で生きています。長い間、自分自身の本音や感情にフタをしてきてしまっていて、自分にOKを出してあげるのが苦手です。そこで、小さい子どもと関わる感覚で、「私」の心を感じてみる練習をします。子どもみたいな無邪気な思いつきでいいので、「小さな願望」を書き出すのです。自分の心の底から湧き上がる「行ってみたい!」「気になる!」「知りたい!」といった気持ちを感じる練習です(唯一「食べたい!」だけは外しましょう)。

実際に叶えられなくてもいいのです。そのためにリサーチをしたり、計画を立てたりするだけでも十分です。リサーチをしたり計画を立てたりするのは「私」を放置しないでいる証拠。その小さな願望を叶えてあげようとする過程で、「私」を満たす習慣がつくようになります。  
これは、私のダイエットプログラムのほんの一部分に過ぎませんが、ダイエットを今度こそ終わらせるのに必要なのは、「我慢」や「忍耐」でも、「気合」や「根性」でもないこと、もちろん過酷な食事制限や運動でもないことを少しおわかりいただけたのではないかと思います。

まずは「私」のためになにかしてあげよう! Photo by iStock