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第三セクター鉄道がこぞって「御朱印」ならぬ「鉄印」を始めたワケ

新たな起爆剤となるか

第三セクター鉄道40社が参加

新型コロナウイルス感染拡大防止のための非常事態宣言が解除され、6月19日以降、都道府県を越えての移動も解禁。日本列島は徐々にではあるけれど元に戻りつつある。

とは言え、経済活動が受けた打撃は大きく、多くの産業が疲弊したままだ。移動手段である鉄道も大幅な利用者減で、新幹線をはじめとする主要路線も痛手は大きい。

ましてや、普段から利用が低迷していたローカル線は大打撃で、回復は容易ではない。しかし、手をこまねいていては廃線の危機に直面してしまう。

鉄印帳事業に参加する第三セクター鉄道40社の一覧(筆者撮影)
 

そこで、何とかしたいとの思いからか、第三セクター鉄道等協議会は、全国40社の第三セクター鉄道会社との共同事業として、「鉄印」を集めて記帳する「鉄印帳」事業を2020年7月10日から始めることとなり、6月23日に報道関係者を集めて記者発表会を行った。

「鉄印」とは、今回初めて誕生した言葉で、寺社巡りで人気がある御朱印の“鉄道版”だ。手書きやスタンプ、プリントなどがあり、列車や沿線風景などのイラストや鉄道会社のシンボルマークなどカラフルなものなど工夫を凝らしたデザインの「鉄印」を用意している。

まずは、各鉄道会社が指定する駅で「鉄印帳」(定価2200円)を購入して、地方の第三セクター鉄道に乗りに行く。指定された駅窓口で乗車券を提示して、記帳料300円を支払うと、各社オリジナルの「鉄印」がもらうことができる。