変化はそれ自体がストレスになる

東京アラートが解除され、休業要請などの緩和の段階をステップ3に移行。これで全国的に外出自粛、休業要請が解除されたことになる。とはいえ、連日東京都だけで感染者は100人を超え、多くの専門家たちが口にするように、「今までと同じ世界」にはもう戻らない。ソーシャルディスタンスを保ちながらの飲食、リモートワークの普及など、コロナウイルスとともに生き、新しい日常をつくるウィズコロナ時代が今、始まろうとしている――。

「変化はそれ自体がストレスになる」と語るのは、オンラインでのカウンセリングサービスを行っているオンラインカウンセリング/コーチングを行う株式会社cotreeとリーダー向けのコーチング習得プログラムを提供する株式会社コーチェット(CoachEd)代表の櫻本真理さん。では、これから訪れる変化の波を乗りこなすためには、どうすればいいのだろうか? 鬱や不安症の原因にもつながるストレスを溜めないために、最低限知っておきたいメンタルヘルスの基礎知識を櫻本さんに聞いた。

櫻本真理さん|株式会社cotree、株式会社CoachEd代表

多忙すぎる生活から、軽いうつ症状による睡眠障害に悩まされた過去を持つ櫻本さん。心療内科にも足を運んだにも関わらず、たった数分の診察で3種類の薬を出されたことに疑問を感じたという。その経験をもとに生まれた「cotree(コトリー)」は、zoomを通じてカウンセラーに悩みを相談できるオンラインカウンセリングサービス。マッチング診断を受けると、120人以上いるカウンセラーの中から自分に合う人を選んでくれるシステムを搭載している。他社サイトと大きく違うのは、運営サイドの“顔”が見えること。櫻本さんをはじめメンバーが積極的にSNSやブログで発信しているので、安心して利用することができる。

「コロナウイルスの影響を受け、去年12月から比較すると、お客様の数が約3倍増えました。やはり自粛要請による生活の変化に伴う悩み相談が多いです。例えば、『ずっと家にいるので夫婦喧嘩が増えた』『子どもにあたるようになった』『子育てしながらのリモートワークで仕事の効率が下がった』『収入が減り将来が不安』など、さまざまな悩みが原因で、夜眠れなくなったり、うつ、不安障害という症状が出てきてしまったりするケースがあります」

環境の変化によるストレスが原因で、うつ症状や睡眠障害が出る前に、自分でできるcotree流メンタルケアをご紹介。以下、櫻本真理さんのnote「コロナうつにならないために、リーダーが最低限知っておきたいメンタルヘルスの基礎知識」から一部引用する。