4年間の不妊治療を経て、台湾への転勤を機に、台湾での卵子提供による出産を決意した新垣りえさん。現地法人の社長業をつとめながらの育児はさぞかし大変かと思いきや、大変なところはありながらも、楽しく仕事と育児を両立しているといいます。それはなぜなのか。そこには台湾のめっちゃ明るい「他人力育児」がありました。

新垣りえさんの体験を漫画家・すぎうらゆうさんが漫画化。漫画とエッセイで「他人力育児」をお伝えしていきます。もしかしたら、日本女性は「えらすぎる」のかもしれませんよ!

漫画/すぎうらゆう

必殺! 「一見バリキャリ」な職場の実態

新垣りえさんの「実態」です マンガ/すぎうらゆう

日本のバリキャリ友人たちのため息

私の周りには、いわゆるバリキャリと言われる女性がとても多く、「5日間のシンガポール出張に2歳の息子も連れて行かなきゃいけなかったから、ベビーシッターさんを臨時で雇って同行してもらったの」「だんなに任せられないなら子供連れて行くしかないもんね」なんていう会話が飛び交います。色々やり繰りして立派に育児をこなしつつ、キャリア構築の手も抜かない気合いの入った友人達。まだ子供がいなかった頃の私は、「ああ、結局女性が頑張らなきゃいけないのね」と他人事のように考えていました。

昨年11月に台湾で息子を産み、現地の会社で社長業をしながら育児をはじめました。母親に「自分の時間なんて全くなくなるからね」とか、友人からは「1年間はまともに寝られないよ」と脅されていたので、かなりの覚悟をしていたのですが、総じてめっちゃ楽しく育児しているのです。

その理由は、出産直後からためらうことなく、他人の力を借りまくっているからです。また、台湾では、育児は親や他人の力を借りて当たり前という雰囲気があるので、「母親なのに」という罪悪感を抱くこともないのがとても気楽です。