お笑いコンビ、フォーリンラブのバービーさんのFRaU web連載「本音の置き場所」(毎月1回更新)では、バービーさんが日頃から抱いている違和感や社会問題についての本音を自らの言葉で綴っています。

先日、NewsPicks Studiosの生配信番組に出演し、人気番組に携わってきたテレビ制作関係者たちと「バラエティ番組は生き残れるのか?」をテーマに討論していたバービーさん。今回の連載も「バラエティ」についてお届けします。芸人のプロとして長く携わってきたからこそ感じた変化や弊害、笑いに必要不可欠とされる「いじり」、これからのテレビの在り方など、本音をぶつけます

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慰めの言葉をかけられるようになった

女芸人さんも酷い言葉をかけられて辛い思いをしてきたでしょう?

最近こんな慰めの声をかけられるようになった。バラエティでの過度ないじりツッコミに拒否感を示す視聴者が増えたということなのだろう。

でも、「辛いか否か」だけで簡単に言えるような単純なものじゃない。私はそんなに力があるとは言えないけれど、芸人として、そこだけはみくびらないでほしい。私たちは、同情されたいわけじゃなく、クスッとして欲しいだけなのだ。

ただ、昨今バラエティ番組への風向きが変わってきたのは事実だ。コロナ禍や、それに伴うリモート収録の増加などで、形勢逆転に拍車がかかっているようにも感じる。

じゃあバラエティって何なのだろう。じわじわと受け手が感じ始めた「抵抗」に、私たち作り手はどうやって対処していけばいいのだろうか。

写真提供/バービー