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都知事選、一番目立つ山本太郎でも「大旋風」を起こせない理由

耳に心地いい政策を訴えるが…

山本太郎のスピーチ術

「大きな音で失礼をします。新宿東南口付近、ご通行のみなさん。マイクを握っている私は、れいわ新選組、れいわ新選組。国政政党です。なんだ、その変な名前は。毎度突っ込まれます……」

7月5日投開票の東京都知事選に出馬している山本太郎氏の街頭演説会は、その“型”が決まっている。ドラムの音を合図に登壇した山本氏が四方に向かってお辞儀をし、自己紹介をすることから始まるのだ。

話す内容は毎回ほぼ同じだが、具体的な言い回しは少し変わる。6月24日夕刻に新宿駅東南口で行われた演説会では、山本氏はうっかりと自分の名前を名乗り忘れた。

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この日に集まった聴衆の数は、陸橋の上で聞く人も含めておよそ1000名。これまでの山本氏の街頭演説会にしては多い方ではない。

今回の都知事選では、“本命”の小池百合子東京都知事が公務専念と3密忌避を理由に外での演説を自粛するなど、いまいち盛り上がりに欠けている。だから山本氏の街宣が目立つのだ。

合流した須藤氏はパワー全開

しかも立憲民主党に離党届を出した須藤元気参議院議員が合流した。

須藤氏は6月20日に秋葉原で行われた街頭演説会にも“飛び入り参加”し、「今日初めて山本太郎さんの演説を聞いてましたが、パワフルで素晴らしいですね。感動しました」と大絶賛。「東京都を変えれば国が変わる。みんな豊かになりましょうよ。豊かになって、世界を変えよう!」とボルテージを上げた。