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GAFAが世界をリード…「ニューノーマル」で激変するビジネスモデル

「リアル」からの決別は必至

経済活動が再開されても、直ちにはコロナ以前の水準には戻れない。だから、破綻企業が増える。

しかし、半面で、ネット販売やテレビ会議などは成長している。つまり、ニューノーマルのビジネスモデルは、これまでとは異なるものとなるのだ。

GAFA+Mと呼ばれる企業群が、こうした動きを先導している。日本にも、キーエンスのような新しい企業が登場している。

Amazon・CEO ジェフ・ペゾス(右、photo by Grttyimages)

落ち込みから回復しても元の水準には戻れない

アメリカの5月の小売売上高は、前月比で17.7%増加した。これは92年以来の最大の伸び率だ。これがV字回復の証拠だと考える人がいるかもしれない。

しかし、前年同月と比べると6.1%も減少していることに注意しなければならない。つまり、4月の急激な落ち込みから回復しても、直ちにはコロナ以前の水準には戻れないのだ。

 

6%の落ち込みというのは、かなり大きい。実際、高級百貨店のニーマン・マーカスや衣料品チェーンのJクルーが相次いで経営破綻した。

J.Crew閉店 photo by Gettyimages

日本では、小売業の売上高営業利益率は3%でしかない。だから、売上が6%も減少すれば、経費をかなり圧縮しないと、赤字になってしまう。