コロナ禍で再び脚光を浴びるSF小説家・小松左京の「生原稿」の行方

古書探偵サイコ
松本 彩子 プロフィール

ついに見つけた!...かと思いきや...

こんなことぐらいで諦めるサイコではありません。

ここからは、探偵稼業、聞き込み開始です。

やりました!

私、見つけちゃいました。ホームタウンの神田神保町で。

photo by iStock

路地裏にある「羊頭書房」さん。SF、推理、幻想、などなど、いかにもその筋らしい店の主人はいきなり乗り込んだ探偵に恐れをなしたのか、淡々とご自身の知りうる情報をお話しくださったのでありました。

聞き込みに訪れたのは神保町の古書店「羊頭書房」

「今、ウチの店にあるものは、きちんと調べたわけではありませんが、小松左京の70年代くらいの原稿かなぁと思ってます。小松さんは、ありとあらゆる種類の文章を70年代にそうとうに書いた印象がありますね」

ロバート・A・ハインライン(1907−1988)が好きでSFファンになったという店主は、そうお話くださいました。

「小松左京の草稿は今までにも取り扱った事がありますでしょうか?」という私の無作法な質問に、

「1度だけあります。〈愛の進化について〉というエッセイです。枚数はたしか十数枚程度だったかと思います」

小松左京の生原稿。推敲や校正など、原稿と格闘した跡が見てとれる

ほんの一部の発見でございました……。

ああ! 散逸した草稿がふたたび我々の前に現れる『復活の日』はくるのでしょうか?

※本文一部敬称略

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