2020.06.27
# 発達障害

発達障害の子の「能力を伸ばす親」たちがやっている「魔法の言葉かけ」

毎日の「言葉かけ」で大切なこととは
shizu 平岩幹男 プロフィール

子どもの「食べたい」を利用する

食事の時間は、物の名前を教えるチャンスです。子どもの食べたい欲求を利用してモチベーションを高めることができるので、比較的スムーズに言葉を教えることができます。

物の名前が言えるようになると「○○ちょうだい」「○○いや」など、具体的な要求を伝えることができ、コミュニケーションの幅が広がります。

事前におかずを品目ごとに小皿に盛っておきます。そして、子どもが好きなおかずが載った小皿(たとえばソーセージ)を、ときどき子どもからゆっくり遠ざけます(必ず笑顔で行うこと)。

子どもが遠ざけたソーセージの小皿を取ろうとしたときが、言葉かけのタイミング。親は指さしながら「これは? ソーセージ」「ソーセージ」と繰り返します。

このとき、子どもは当然ソーセージに注目しているはず。そのタイミングを逃さず、「ソーセージ、どうぞ」と小皿を子どもの前に置きます。

子どもがソーセージを口に入れたら「おいしい」と子どもの言葉を代弁し、続けて「ソーセージ、おいしいね」と共感の気持ちを伝えましょう。

 

:平岩医師からのアドバイス:

プロンプトは言ってみれば、「それまでできなかったことができるように手伝う」ということです。ですから最初は全部手伝っても構いません。全部手伝ったとしても、それまではできなかったことができたという「結果」が大切ですし、それをほめてみましょう。

「手伝ったからできたのだ」と考えていると、次にはできません。手伝いは少しずつ減らしていって、最後は手伝いなしでもできるようになることが目標ですね。

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