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水道水を飲むより「100倍ダメージ」が?じつはシャワーが危ないワケ

「新型コロナ第二波」に備える暮らし方
本間 真二郎 プロフィール

対策はシャワーヘッドに浄水器をつける

皮膚の常在菌がダメージを受け、バリア機能が破綻する塩素は、25度でガス化し、拡散するため、飲み水としての害以上に、密閉した浴室での害が大きいとされています。とくにシャワーの使用は、多量の水滴から気化するため、皮膚からの塩素の吸収は、飲んだときの100倍にも相当します。

15分のシャワーを浴びると、水1ℓを飲んだときの塩素量に相当するという報告もあります。また、近年のアトピー性皮膚炎の増加の一因に、水道水の関与が強く疑われています。

正常な皮膚の常在菌は、約10種類存在し、なかでも表皮ブドウ球菌とアクネ菌がおもなものとなります。これらは、皮脂や老廃物を食べ、脂肪酸を分泌し、皮膚を弱酸性に保つことにより、病原菌から守る役割を果たしています。

ところが、水道水には塩素が含まれていて殺菌の力が強く、水そのものも弱アルカリ性に調節されていることが多いため、皮膚の常在菌にとって大きなダメージとなります。皮膚の常在菌が減ってしまい、バリア機能が破綻することにより、免疫力の低下や、アトピー性皮膚炎が発症する原因になります。

塩素の害を減らすためにも、台所の蛇口だけではなく、浴室のシャワーヘッドにも浄水器をつけましょう。

牛乳を飲むことも自然に反する行為

もう一点、お伝えしたいことがあります。新型コロナウイルス感染症の予防や免疫力とは直接の関係は少ないのですが、牛乳を飲むことも実は控えたい行為です。

牛乳は、牛の赤ちゃんの飲みものです。すべての哺乳類のなかで、違う種類の動物の乳を飲むのは人以外にありませんし、離乳期をすぎて乳を飲む動物も人だけです。牛乳を飲むことは、自然に反しています。

終戦直後の栄養の行き届いていなかった人や子どもたちにとって、一時的な栄養源となったことはたしかかもしれません。しかし、なぜ日本人はいまだに牛乳を大量にとり続けているのか。牛乳の是非を議論する前に、その背景を知ることが大切だと思います。

 

まず、牛乳が人間のからだに合わない理由をあげてみます。

◉日本人の多くは、牛乳に大量に含まれる乳糖を分解できないために、下痢や腹痛をおこす。
◉牛乳には多くのカルシウムが含まれるにもかかわらず、最終的には逆に、カルシウムは体外へ排出され、これにより骨、歯はもろくなる。
◉牛乳は、妊娠中の牛からも搾乳されているため、女性ホルモンが含まれる。さらに強力に成長を促すインスリン様成長因子1(IGF‐1)も大量に含まれる。これらは、がん、早熟・早老、不妊の原因となる。
◉牛乳のたんぱく質(カゼイン)は、人のものと異なる異種たんぱく質であるため、消化管にダメージを与えたり、アレルギー性疾患などの原因になったりする。
◉牛の乳脂肪は動物性脂肪であるため、動脈硬化を引きおこし、脳出血、心臓病などの原因となる。
◉高温殺菌されており、たんぱく質やビタミンなどの栄養素の変性、分解がおこっている……。