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# 新型コロナウイルス # マーケティング

宅配、出張、屋外販売…、コロナに負けない「3つの売り方」と注意点

「家から出ない人」に買ってもらうには
いまだ収束の気配が見えない、新型コロナウイルス騒動。そんな逆風の中で、私たちはどうビジネスを展開していけばよいのか? 経営コンサルタントで、著書『巣ごもり消費マーケティング』を刊行した竹内謙礼氏によれば、コロナ不況を乗り越えるために実践したい「3つの売り方」があるという。それぞれについて、具体的なヒントをいただいた。

宅配は「完全非対面」で

巣ごもり消費マーケティング』では、巣ごもり消費の対策を「短期」「中期」「長期」と3つの時間軸に分けて戦略を立てている。今回紹介する中期戦略では、感染をできるだけ回避した準非対面の売り方に加えて、やや手の込んだ非対面の売り方も検討してみるといいだろう。以下に3つの売り方を紹介する。

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・宅配

ネット通販以外にも、電話やファックスによるお届けサービスなど、自宅に訪問して商品を提供する「宅配」にはさまざまなスタイルがある。自宅から出たくない高齢者や、小さい子どもがいる家庭では、重宝されるサービスといえる。

唯一、接触機会のある金銭のやりとりに関しては、ネットショップのカート機能を利用するといいだろう。お客様にネットで事前決済をしてもらい、商品を自宅に届けることができれば、完全非対面での宅配事業は成立する。

ダイレクトメールや販促チラシでホームページのURLを掲載して、直接ネットで買ってもらうのもいいだろう。また、ファックスや電話で注文を受けて、後ほど請求書を発行して銀行や郵便局の振込にしてもらうやり方でも、感染リスクを回避することができる。

 

古典的なやり方になるが、封筒にお金を入れてポストを介して金銭をやりとりする方法もある。非対面で有効な支払方法を模索してもらいたい。

商品を受け渡しする際の感染予防策に関しては、最大限の注意を払う必要がある。玄関に商品を置いたり、受け取りのサインを不要にしたり、直接、人と人が接触しない方法で商品の受け渡しをおこなわなければいけない。

また、「マスク着用で1m以上の間隔を空ける」というルールを守り、顧客と話す際も感染リスクの少ないやり方を厳守する必要がある。スタッフ同士で何度もシミュレーションをおこない、完全非対面による商品の受け渡し策を講じてほしい。