狭い家でも工夫次第で、猫の快適空間に

友森玲子さんが主宰しているボランティア団体「ランコントレ・ミグノン」には、様々な事情で保護された動物たちがたくさんいます。

前回の記事で、紹介した6年前の2014年7月に正式譲渡が決まった猫の「ななせちゃん」と「姫ちゃん」。2頭を引き取ったのは、神通優子さん。ペット可でなかったアパートでしたが、大家さんを説得し快諾をもらって、ななせちゃんと姫ちゃんをお迎えしたといいます。

「でも、アパートのスペースもそんなに広くないので、そこに2頭は大丈夫なのか、猫にとってストレスにならないのか少し心配でした。そのことを相談すると、猫は広さより、高さのあるところを行き来できればストレスが溜まりにくいと聞きました。まず3段ゲージがあればいい、保護されている犬が一緒にいて騒ぐシェルターよりもおうちのほうがのんびり暮らせますよ、と説明を受け、ケージやキャットタワーなどで工夫をすることにしました」

やんちゃでおもしろい性格の姫ちゃん。写真/飼い主さん
名前:姫ちゃん
性別:女の子

年齢:約10歳2ヶ月(譲渡時は約4歳)
性格:遊ぶの大好きなやんちゃ娘、なのに怖がり

経緯:2014年7月13日ミグノンから正式譲渡
いつもおっとりでやさしいお姉ちゃんのななせちゃん。写真/飼い主さん
名前:ななせちゃん
性別:女の子

年齢:約14歳2ヶ月(譲渡時は約7歳)
性格:おっとりさんで怖がりで、食いしん坊

経緯:2014年7月13日ミグノンから正式譲渡

怖がりさんだった2頭は最初、慣れるまでに時間がかかるかな、と心配していたといいます。

「最初は恐る恐る膝に乗ってきていました。今では、撫でて~と膝に乗ってきて、膝から降ろそうとすると文句を言うようにまで変わりました(笑)。2頭で、おなか減った~、遊んで~、トイレしましたよ~と、ニャーニャー毎日にぎやかです。おっとり食いしん坊の“ななせ”と、やんちゃで怖がりな“姫”と、全く性格の違う2匹の掛け合いも面白いですね」

さらに、最初会った時あれだけ怖がりだったのに、最近はお客さんの前にも姿を現すようになったといいます。

「走っていたかと思えば寝ていたり、寝ていたかと思えば膝に乗ってきたり。そんなふうにマイペースに過ごしているのを見ていると、私も気ままにいこうという気持ちになりますね。あと、猫を通して、猫仲間や猫のシッターさんとも知り合いになり、近況を報告し合うのも楽しみのひとつになっています。

本当に、ななせと姫から教わること、感じることは大きいですね。これから保護猫を考えている人も多いかと思いますが、仔猫でないと懐かないということはないとしみじみ実感しました。すでに成猫であんなに怖がりだった子たちもお腹を出して無防備に寝ています(笑)。怖くない環境であれば、何歳からでも家族になれると思うのです。そのことは知ってほしいですね」

ギュッと抱きしめあって寝ちゃうななせちゃんと姫ちゃん。写真/飼い主さん

ミグノンには、保護動物がたくさんいます。保護動物一覧はこちらに

ウサギの飼育多頭崩壊発生で「預かりさん」も募集中です

3月にウサギの飼育多頭崩壊が発覚し、友森さんの団体「ランコントレ・ミグノン」で、約70匹ものウサギを保護することになりました。それに伴い、譲渡してくれる方だけでなく、ウサギのケアをしてくれる「預かりさん」も募集しています。預かりボランティアとウサギの飼育に関しては下記をご確認ください。

預かりボランティアって何?

うさぎの飼養に必要なものは?

上記をご確認の上、【預かりボランティア登録フォーム】からご登録をお願いします。追って、ランコントレ・ミグノンのボランティアから随時ご連絡を差し上げます。

※「預かりさん」へのお問い合わせは、上記のフォームよりご連絡ください

仕事の合間にボランティアで保護活動を行なっているため、電話での問い合わせや見学の受付を行なっておりません。順番にお返事を差し上げますので、ご用件はお問い合わせフォームよりお願いします。