ビビリを徐々に克服する姿。それもとても愛おしい

友森玲子さんが主宰しているボランティア団体「ランコントレ・ミグノン」には、様々な事情で保護された動物たちがたくさんいます。

前回の記事では、初めて犬を飼おうと思った智章さんの家族(奥様:妙子さんと娘さん:可奈さん)が、ミグノンで野犬出身のアキちゃん(ミグノン名:ワキワキちゃん)と出会ったお話をお伝えしました。人間に一切慣れていなくて、譲渡会でもビクビク小さく隠れているような状態だったアキちゃん。でも、そんな怖がりさんな姿が心に焼きついて離れなかったといいます。

智章さんの家に、アキちゃんが初めてやってきたのは、2014年の秋。譲渡する際には、すぐに譲渡決定するのではなく、迎えるご家族と動物の相性をみるトライアル期間があります。そのトライアルで初めて家にやってきたとき、アキちゃんはあまりの緊張で玄関でウンチをしてしまうほどでした。初日から、忘れられないご挨拶でアキちゃんとの生活が始ったといいます。

ゴキゲンなアキちゃん。写真/飼い主さん
名前:アキちゃん
性別:女の子
年齢:推定7歳(譲渡時は推定1歳)

性格:怖がりだけど、遊んでいるときの笑顔が最高!
経緯:2015年2月28日に正式譲渡!

「家に来たときはやっぱりすごく怖がりでした。常に挙動不審で、ちょっとした音にもビクビクして机の下にもぐってしまう。野犬などの経験が少ない犬の場合、接し方を間違えると逆にビビリが強く出てしまうこともあると聞いて、ドックトレーナーさんに来ていただいて、家族全員でトレーニングを受けるように工夫をしました」

家族も一生懸命だったそうですが、アキちゃんも怖がりなのに、一生懸命がんばってくれたそうです。だからこそ、今の姿がとても愛おしく感じるといいます。

「普通に寝ているときや、ちょっとうれしそうな表情が垣間見えるとき、たまにしか振らないしっぽがちょっと動いたとき、小さな変化がとてもいとおしく感じますね。

さらに、家族もアキが来たことで変化がいろいろあったと思います。毎日散歩に行くようになって、一緒に散歩に行かなければ見えなかった風景に気づくようになりました。普段過ごしている町にも、当然ですがいろんな季節を表す自然の営みがあり、何気なくすれ違う人にもいろいろな人がいることがわかりました。近所に知り合いも増えました。

また、アキがいることで、心が豊かになったように思います。疲れたときやイライラしたときでも、アキを見ることで心が落ち着いたり、笑顔になることが増えました。特に今回の新型コロナの期間もアキがいてくれたおかげで、家族みんな柔らかく過ごすことができました。人間だけではきっと大変だったと思います。アキがいたから大変な時期を乗り越えてこれました。アキには感謝です」

お散歩が楽しいアキちゃん。写真/飼い主さん

しっかり智章さんファミリーの一員、欠かせない存在になっているアキちゃん。人馴れしていない動物たちも、その動物のペースで時間と愛情をかけて接することで、こんなにも絆が生まれるのです。アキちゃん、これからも幸せにね!

ミグノンには、保護動物がたくさんいます。ミグノンの保護動物一覧はこちらに

ウサギの飼育多頭崩壊発生で「預かりさん」も募集中です

3月にウサギの飼育多頭崩壊が発覚し、友森さんの団体「ランコントレ・ミグノン」で、約70匹ものウサギを保護することになりました。それに伴い、譲渡してくれる方だけでなく、ウサギのケアをしてくれる「預かりさん」も募集しています。預かりボランティアとウサギの飼育に関しては下記をご確認ください。

預かりボランティアって何?

うさぎの飼養に必要なものは?

上記をご確認の上、【預かりボランティア登録フォーム】からご登録をお願いします。追って、ランコントレ・ミグノンのボランティアから随時ご連絡を差し上げます。

※「預かりさん」へのお問い合わせは、上記のフォームよりご連絡ください

仕事の合間にボランティアで保護活動を行なっているため、電話での問い合わせや見学の受付を行なっておりません。順番にお返事を差し上げますので、ご用件はお問い合わせフォームよりお願いします。