女性のほうが収入の高いエリアもある

ニューヨークでは最低賃金を引き上げることにより、男女の賃金格差も減らせるとし、2016年、ニューヨークのクオモ州知事は時給の最低賃金を15ドル(約1600円)になる法案に署名した。マクドナルドのようなファストフード店で働いても時給は約1600円ということだ。

ニューヨークのウィメンズ・マーチ。男女の同一労働・同一賃金を訴えるプラカードを掲げている

州の試算では最低賃金を上げることにより、約230万人に男女の賃金格差に影響を与えた。ニューヨークには約55%の女性が住んでいる。そして実際に、2018年の報告によると、パートタイムで20時間働く女性は、同じ20時間働く男性よりも収入が高くなった。男性100に対し女性103.7なので格差は男女逆転した。30時間になると男性100に対し女性は99.6になったが僅差といえよう。ニューヨークでは地区によれば女性のほうが収入の高いエリアもある

こうして少しずつ女性の待遇が変わっていく。積み重ねていくと、自立した女性が多くなるわけだ。だからタレントの不倫くらいで本気で腹を立てたりするような人も少なくなる。反対にそういう社会になると、甘えた声で働くような女性はいないので、女性にも覚悟は求められる社会ともいえるだろう。

ソース:Closing the Gender Wage Gap in New York State(NY州労働局)