コロナで人生の終末を意識するようになった人に贈る「完全燃焼の心得」

何事も終わりがあるから集中できる
大原 浩 プロフィール

私が考える人生の3サイクル

そこで考えついたのが「人生の3サイクル」である。

第1サイクルではすでに述べたように40歳までにできる限りたくさんのことをする。

そして第2サイクルは、41歳から80歳までであり、第1サイクルで得た経験や知識を最大限に生かす時期である。このサイクルでは、第1サイクルとは打って変わって行動する前によく考えるようになる。20代の頃から、バフェットの名前はよく耳にしていて、それなりの知識もあったのだが、その本当のすばらしさに気づき真剣に研究するようになったのが、第2サイクルに入った直後であることは偶然ではないと思う。

2月3日の記事「目先の株価にバタつくな!バフェットの神髄は『機が満ちるまで待て』」など多くの記事で繰り返し述べているようにバフェット流の真髄は「行動する前に慎重に熟慮すること」である。

もちろん、熟慮・活用するための知識や経験を第1サイクルの間に得ていなければ、第2サイクルの人生はつまらないものになってしまうであろう。

そして、第3サイクルは81歳から120歳まで。このころには、煩悩も薄れているであろう(そう願う……)から、80年間の人生で得たものを社会に還元していくことに集中したいと思っている。よく言われる「ピンピンコロリ」が理想だが、もし病に倒れた場合、ただ生物学的に生かされ続けるということは避けたいと思っている。

 

ただし、私のヒーローであるスティーブン・ホーキングのように、全身麻痺であってもごくわずかに動く指先と特製コンピュータで宇宙の謎を解き明かすこともできるから、意識がある限り最後まで頑張りたいとは思う。

実際のところは、いつまで生きているか不明だが……