永遠の現役マインドのバブル世代

一方で、起業する女性のおよそ1割は65歳以上というデータもあります。現在50代でこれから高齢化していく女性たちは男女雇用機会均等法世代、永遠の現役マインドのバブル世代ですから、ここからおばあちゃん像が変わるかもしれませんね。そういう女性を後押しする環境づくりが急務です。

働きやすさはどうでしょうか。法改正でセクハラ・パワハラに厳しい対応が求められるようになり、企業も変わりつつあります。今や世界の投資家たちは女性を役員に起用しない企業には非常に厳しい視線を向けていますから、日本の経営陣も今後はジェンダーバランスを考えざるを得ないでしょう。

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ただ、意思決定層を占める高齢男性たちがそうした動きを歓迎しているのかは甚だ疑問です。特に女性の多くが働く中小企業では、すぐに体質が変わるとは思えません。多様性ある職場づくりに向けた取り組みはいくつもありますが、実際に女性の声が生かされる機会が社会全体で増えたとは言い難いのが現状です。

ではこれから働き始める若い女性はどうすればいいのでしょう。スキルを身に付けつつ、ジェンダーバイアスのより少ない環境へと軽やかに移動しながら生きることを考えた方がいいでしょう。もちろん海外を視野に入れて。ですから英語とIT系の技術を身につけるといいですね。

強固な男尊女卑システムを温存したまま高齢者王国になっていく日本では、ルッキズムやエイジズムに縛られ、女子という商品として消費されることからなかなか自由になれません。だったら、貴重な若い時代をもっと伸び伸び過ごせるところに行った方が効率的だしハッピーです。