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# 新型コロナウイルス # マーケティング

ウィズコロナ時代の新常識!「感染しない、させない店舗」のつくり方

「お客様が安心できる売場」とは?
いまだ収束の気配が見えない、新型コロナウイルス騒動。そんな逆風の中で、私たちはどうビジネスを展開していけばよいのか? 中でも影響を受けているのが、小売、外食などの店舗だろう。感染しない、させない店づくりのポイントを、経営コンサルタントで、著書『巣ごもり消費マーケティング』を刊行した竹内謙礼氏に徹底解説してもらった。

どう感染を予防するか?

売り方に関しては、工夫を凝らす必要がある。

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まず、スタッフの感染予防の徹底。2020年5月1日に厚生労働省が発表した「新しい生活様式」によると、手洗い、うがい、マスク、ポンプ式のアルコール消毒液の設置、定期的な換気、さらには毎朝の体温チェックもおこなったうえでの接客が望まれる。

お客様にも同じように感染予防の徹底をお願いして、万が一の感染を考えて、来店の際は名前と住所は控えたほうがいい。

お客様との「距離の取り方」も考えなくてはいけない。国立感染症研究所が2020年4月22日に発表した「積極的疫学調査実施要領における濃厚接触者の定義変更等に関するQ&A」によると、必要な感染予防策をせずに1mほどの距離で15分以上人と話すことが「濃厚接触」と定義されている。

この定義は今後大きく変わる可能性もあるが、逆をいえば、マスク、手洗いをしたうえで、1m以上の距離を置き、15分以内の会話でとどめれば、「非濃厚接触」ということになる。

また、専門家会議が5月4日に発表した「新しい生活様式」によると、「人との間隔はできるだけ2m(最低1m)空ける」と定義されている。飲食店や列の並び方を見ると、おおむね1~2mの距離が保たれているケースが多い。

 

特に室内では距離を空けて、屋外であれば距離が縮む傾向にあり、業種や店の面積、営業スタイルによって距離の取り方は大幅に変わってくる。

今後、「お客様が安心できる距離」というのが、業種業態によっておよそ決まってくると予想する。おそらく、スタッフやほかのお客様との距離が、マスクをしたうえで「最低1m以上」というのが、相場になってくるのではないだろうか。