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コロナ報道から一転して渡部叩き…「ワイドショー」は国民を裏切った

国会やコロナ、オリンピックより渡部建

確たる根拠もなく…

1月中旬から続くワイドショーの新型コロナ問題報道が、6月10日から同15日ごろまでの間、一時的にトーンダウンした。理由は説明するまでもなく、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建(47)の不倫が発覚したからである。各ワイドショーはこの問題に相当の時間を割いた。

渡部の不倫の第一報を伝えたのは『週刊文春』(6月18日号)。その発売は同11日であるものの、渡部の活動自粛が同9日に判明したため、各ワイドショーの報道は同10日に始まった。

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ワイドショーの報道は冷酷だった。『週刊文春』が事実関係のみ伝えたのに対し、渡部の全人格を否定するような言葉を口にするコメンテーターもいた。確たる根拠もなく「地上波テレビでの復帰は絶望」との見方を伝えた番組もある。

ワイドショーが違法行為を犯した著名人を厳しく責め立てるのは当然だが、不道徳な所業まで激烈に叩くようになったのはいつからだろう。