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警告…コロナ感染予防と記録的猛暑で世界が直面する「厳しい現実」

昨年フランスでは45.9度を記録したが…

日本では本格的な夏が訪れていないにもかかわらず、6月に入り、最初の1週間だけでも熱中症で1200人近くが搬送された。

総務省によると、昨年、日本で熱中症で搬送されたのは5月から9月までのあいだに全国で7万人以上。しかし、今年はコロナ対策としてマスクを着用する夏となる。外出時はマスク着用を怠らないとしても、周囲2メートル以内に人がいない屋外ではマスクを外し、身体をいたわるべきだろう。

ともかく今年の夏はコロナ感染予防と猛暑のダブルパンチで相当な覚悟が必要となりそうだ。

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「記録破りの猛暑」に?

では、目前に迫っているこの夏をどう乗り越えるべきか。

2020年の夏は、「北半球で記録破りの猛暑に襲われる」確率が高いと、国連の下部機関である世界気象機関(WMO)は、「警告」を発している。

その兆候が、2019〜20年の暖冬に現れていたことは、本稿3月11日のコラム(世界に異変…観測史上「一番の暖冬」が意味すること)でも述べた。暖冬の次の夏は猛暑となる傾向があるからだ。