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なぜ若者は、それでも「安倍晋三」を支持するのか

「批判する奴は陰キャ」という暗黙の認識

「若年層だけ持ち堪えている」不思議

安倍政権の支持率が急降下している。

朝日新聞が実施した最新の世論調査(2020年5月第2回調査)によれば、支持29%
・不支持52%であり、支持率が不支持率を大きく下回る結果となっている。新型コロナウイルス対策が評価されなかったこと、またパンデミックによる経済的打撃が深刻化していることなどが、支持率を急落させた要因として考えられる。

しかし、年代別で細かく見てみると、じつに興味深いことがわかる。29歳以下の若者層の内閣支持率は高く、僅差ではあるものの依然として支持率が不支持率を上回っているのである。*1

朝日新聞世論調査(https://www.asahi.com/politics/yoron/)より筆者が作図
 

ちなみに、新型コロナ禍前の昨年12月に行われた調査でも、「桜を見る会」に関する野党の追及、自民党所属議員の不祥事などにより他のすべての年代で内閣支持率が低下した中、18〜29歳では、むしろ前月の調査より上昇している(47%から49%*2)。

ひときわ目につく若年層の「安倍支持」の背景には、なにがあるのだろうか。