スカイマーク「新型コロナで経営危機」は本当か? 佐山展生会長を直撃

搭乗率「96%減」からの復活は…
松岡 久蔵 プロフィール

不幸中の幸いは、弊社は新型コロナ以前からお客様のほとんどが日本国内の方でしたので、外国人のインバウンド客減少の影響がほとんどなかったことですね。

「経営危機」観測の真相

――ずばり、アフター・コロナの航空業界はどのように変化するとお考えでしょうか。

4〜5月は、ざっくり言えばコロナ前の1割程度まで市場が縮んでしまいました。徐々に戻ってきてはいるものの、残念ながら、コロナが完全に終息しても元の需要の規模は完全に戻らず、コロナ前と比べて9割程度に落ち着くだろうと見ています。

しかし結局は、その「足りない1割」が新たな需要によって埋め合わせられるのではないか、とも考えています。というのも、当面は海外旅行のハードルが上がるでしょうから、そのぶん飛行機を使った国内旅行が増えると予想されるためです。そこの需要をしっかり取り込んでいきたい。

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――なるほど。一部報道では、スカイマークの経営状況が非常に危うくなっている、との観測も出ています。実際はいかがでしょうか。足下の資金繰りについて伺えますか。

「日経ビジネス」の5月11日のインタビュー記事で、弊社が「3月までに現金が底をついた」とする記述があり、かなり迷惑を被ったことは強調しておきたいですね。全国紙からも「財政状況が悪いとのことなので、取材したい」との依頼が来たほどです。しかしこれは、事実をねじ曲げたフェイク記事です。

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