清宮、吉田輝星、根尾…栄光のドライチたち、このまま潰れてしまうのか

悩めば悩むほど、焦れば焦るほど…
週刊現代 プロフィール

昨年は、清宮とドラフト同期の村上宗隆(ヤクルト)が、三振を恐れぬ大胆なスイングで36本塁打と大ブレイク。あっという間に世代のトップに立った。

「村上の大きな伸びを支えたのは持ち前の『素直さ』でした。石井琢朗打撃コーチ(当時)の言うことをよく聞き、フォームを修正し、マンツーマンの打ち込みにも黙々と取り組んだ。今の清宮にはそういう師匠がいません」(スポーツ紙デスク)

日本ハムの後輩で、入団2年目の長距離砲・野村佑希もぐんぐん伸びてきている。清宮は過去の栄光と決別し、泥臭く野球に取り組む覚悟を持てるかが、問われている。

 

「自主性に任せるのも大切だけど、『この選手の旬はいまだ』と思うタイミングで、指導者が横について教えることはやっぱり必要です。本人が『これでいいや』と思ってしまうところに、もうひと押しやらせてみることが、大きな進歩につながる。

鈴木誠也(広島)なんかも、ルーキー時代に身につけた習慣で、試合後に欠かさず打ち込みをしている。清宮も、早いうちにそういう姿勢を身に付けられるか。将来をわける大事な時期だと思います」(前出・内田氏)

たとえ、どんなに競合したとしても、ドラフト1位にはその年最高の選手を指名する―。

ドラフト戦略に確固たるポリシーを持つ日ハムが、清宮の次のドラフト1位として獲得したのが、吉田輝星(19歳)だった。

昨年の6月12日、交流戦の広島戦で華々しく初先発初勝利を上げたものの、以後の試合では打ち込まれて3連敗。結局、シーズン終わりまで二軍暮らしが続いた。

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